代々尾張徳川家の御用鐔師の家系で、茶道工芸の三代目を継ぐ一望斎春洸さん。本名の竹次郎さんで 多くのファンから親しまれておられます。伝統工芸の職人芸が冴える茶道具に加え、物語のある茶箱や、 いろいろな素材を生かした茶杓など遊びの部分からは、伝統とか新風といった枠組みにがおさまりきらない古くて新しい精神性が伝わってきます。
まみさんは日常使いの薄造り銀の器を出品。シンプルな中に強さと穏かさを秘め、簡素であることの豊かさが感じられます。 帯び止め・ブローチなどアクセサリーも出していただきます。
 今回、同じ金属を使いながらも作風を異にするお二人の登場に、今からワクワクしています。

深見寿美子  深見冨紗子




聴霜庵  茶会(11月1日)



長谷川竹次郎
長谷川まみの金工